
誕生日とは違いますがちょっとした演出のお話です。
私のプロポーズは、まだ高校卒業してすぐの頃でした。
正直出来ちゃった結婚ってやつです。
私は卒業後すぐに就職したのですが
正直かなり厳しい安月給で働いていました。
それでも彼女と結婚する為一生懸命お金を貯めました。
そしてプロポーズするのに準備を始めました。
安月給の為、たいした指輪なんて買えません。
もちろん車なんかもないので夜景が綺麗なやホテルのレストラン
でのプロポーズなんてもってのほかです。
私は考えました・・・。
夜景が綺麗なレストランでは無理ですが
タダ(無料)のものならあげられるじゃないですか。
そして作戦決行の日・・・
私は夜、彼女をある場所に呼び出しました。
もちろん彼女には今日プロポーズする事は内緒です。
呼び出した場所とは街灯すらないド田舎です。
二人の顔もほとんど、見えません。
彼女「どうしたの?」
私は緊張しながら上を指さしました。
そして彼女が上を見上げるとそこには・・・
見たこともない綺麗な星空が一面に広がっていました。
彼女が住む場所では明るすぎてほとんど星なんて見れません。
そのギャップが良かったんでしょう。
彼女が星空に見とれている間に次の作戦開始です。
私はおもむろにポケットから携帯を取り出し、いじり始めました。
私は携帯で「着うた」(携帯で音楽が流れる機能)を流したのです。
曲は安室奈美恵の「can you Celebrate?」です。
まぁ〜ちょっと恥ずかしっかたですがドラマや映画だと
プロポーズシーンって必ず音楽って流れるじゃないですか?
普通は一生に一度ですからドラマチックに決めたい!って思って
流してみました。
彼女は「何???」って唖然としてました。
そこで私はさらにポッケットから箱を取り出します。
それを彼女の前で開けてあげました。
そう、中身は当時の私には精一杯だった安い結婚指輪です。
そして「結婚しよう」・・・
これが私のプロポーズの言葉です。
彼女は、しばらく混乱しているようでしたが
ようやく理解できたらしくボロボロ涙を流し始めました。
あんな安い指輪でしたが彼女にとっては何十倍もの価値に
なったみたいです。